圧密や液状化などによって建物が傾いた場合、アンダーピニング工法は傾斜した建物を基礎ごともとに戻すことができます。
基礎の下を掘削し、建物荷重とジャッキの力を利用して地盤に鋼管を打ち込んで、傾斜した建物を元に戻します。
ベタ基礎・布基礎とも可能で建物の傾きが大きい場合も採用できます。再沈下の危険性も少ないです。

アンダーピーニング工法とは

基礎の周囲より建物下に向かって作業スペース用の穴を掘り進め、建物下に到着後に建物の重量を利用し、圧入杭(注1)を油圧ジャッキにて支持地盤まで圧入します。
圧入杭を支持杭として家ごとジャッキアップを行い、建物の水平修復を行います。
また、特徴として居住した状態での施工ができます。
地盤の状態、その他周囲の環境を考慮した上で、適切な工法をご提案いたします。
(注1)圧入杭には、鋼管杭とコンクリート短柱の2種類を適正地盤により選択する。

 コンクリート短柱圧入工法
《株式会社グランドアーキテクト》

基礎周囲より建物下に向かって作業スペース用の穴を掘り進め、建物下に到着後、圧入ポイントにコンクリート短柱を立てます。短柱と基礎の間に油圧ジャッキを挿入して建物の重量を利用してジャッキアップします。コンクリート短柱が支持層に達するとその反力を利用して家が徐々に持ち上がっていきます。予定郷土に達するまでの打設が完了した後に、最終調整を行い全工事が完了となります。
 特 徴
  • 圧入材の先端面積が大きいため、地盤の棚層での支持が可能です。
  • 圧入材がコンクリートであるので、高圧線、鉄道などで電蝕の影響がありません。
 価 格  300万円より

 銅管杭圧入工法
《株式会社グランドアーキテクト》

基礎の周囲より建物下に向かって作業スペース用の穴を掘り進め、建物下に到着後、油圧ジャッキを使用し銅管杭を支持層まで打設します。銅管杭が、支持層に達するとその反力を利用して家が徐々に持ち上がっていきます。予定設計強度に達するまでの打設が完了した後に最終調整を行い全工事が完了となります。
 特 徴
  • 圧入材の先端部がソケットのため施工性が高い。
  • ソケット部溶液が工場施工であるため制度が高い。
  • 埋立地や丘陵傾斜地など造成宅地の切り盛り地盤、地下水位が高い箇所ででの施工が容易。
 価 格  380万円より

ご依頼から修正までの流れ


1. お問い合わせ・無料相談

2. 調査・建物レベル測定

3. 報告書・工法提案・お見積り

4. 着 工

5. 沈下修正工事

6. 完 工

7. 確認・引渡し

8. 工事報告書

建物あんしん保証(再沈下建物保証)

建築地盤センターの建物あんしん保証は、沈下修正工事を行う建物に対し、適切な沈下修正工事をご提案、検証をすると共に再度の不同沈下に対する現状回復を保証致します。

地盤沈下修正工事
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