地盤沈下は調査方法によって結果が変わります

現地の状況により最適な調査方法をご提案いたします。

スウェーデン式サウンディング
表面波探査(地震波地盤調査)

SWS試験 支持力調査
直径33mmのロッドの先端にスクリューポイントを取り付けて計測

1ポイントにつき、直径1m・深さ10mまでの地盤の強さを計測
「点」荷重に対する抵抗を調査
「面的な荷重に対する強さ」の計測ではない
*基礎は面で接地する

地盤が弱く評価される傾向に
地盤の「面的な荷重に対する強さ」を計測
荷重は基礎を通じ、地盤に対して面的にかかる

面の方が地盤が強く評価される傾向に
*支持力+沈下量の沈下量が分かる


スウェーデン式サウンディング試験

スウェーデンサウンディング試験(日本工業規格 JIS A 1221)


Method(方法)for Swedish(スウェーデン式の)weight(重りによる)sounding(探査)test(試験)
その名のとおり、北欧のスウェーデンで生まれた試験方法です。国有鉄道の線路を敷設をするときに、不良地盤をチェックしたり、氷河で削られた岩盤がどの深さにあるかを探る(サウンドする)ための試験です。
1954年頃、建設省が堤体の調査に取り入れ、1976年にはJIS規格を定め、深さ25cm毎に5kg~100kgの重りを載せて地盤の硬軟を調べるようになりました。
現在、戸建や低層の集合住宅の地盤調査はこの方法が主流となっています。
但し、この試験を使っているのは、現在では日本だけとなっています。

スウェーデン式サウンディング試験のメリット・デメリット

〇 メリット
✕ デメリット
  • 試験方法が比較的簡便である
  • 試験結果をN値に換算できる
  • 震度毎に連続してデータがとれる
  • 調査費用が安い
  • れき・ガラ等があると貫入が困難になる場合がある
  • 直径33mmのスクリューポイントによる「点」の調査である
    ※ガラ等の影響を考慮して、調査結果には金属をもたせることもある

表面探査法(地震波地盤調査)


表面波探査法は、1937年アメリカ陸軍によって実用化されました。
*戦時における要塞構築などのため、地盤調査を迅速に行うため。
*当時は、地中に火薬を詰め爆発させて、人工的に地震を起こしていました。

表面波探査のメリットは地盤改良が少ない


表面波調査は地盤改良判定が少ない理由

1.地盤調査方法が面的な調査である
2.沈下量の予測計算をしている
3.担当企業が地盤調査専門の会社である(改良工事をしない会社)
 *但し、調査費が高い
4.その地盤に最も合った地盤対策や改良方法を提案している
 *砕石置き換えやジオクロスなどローコストで安全な方法

軟弱 地盤改良不要(べた基礎):88%
【重要】地盤改良が必要:約12%

表面波探査法は沈下量の予測が可能です

表面波探査の技術審査証明書

  • 地盤調査(表面波探査)は、戸建住宅・小規模集合住宅に最適です。
  • 表面波探査は無駄な地盤改良工事を出さないため、無駄な出費を無くし土地の評価も守ります。
  • 先端技術の地震波調査で地盤の支持力と沈下特性を調べます。
表面波探査法 価格:約10万円

地盤保証システム

建築基準法に準じた地盤調査の結果を第三者である建築地盤センターが評価します。

地盤保証の流れ


地盤保証システム


建築地盤センターの地盤保証システムは、建築基準法に準じた地盤調査の結果を第三者である建築地盤センターが評価します。適切な地盤改良の必要性をご提案すると共に不動沈下に対する原状回復を保証します。

保証期間 免 責
10年間 0円

建物あんしん保証(再沈下建物保証)システム


建築地盤センターの建物あんしん保証(再沈下建物保証)システムは、沈下修正工事を行う建物に対して、適切な沈下修正工事をご提案、検証をすると共に、再度の不同沈下に対する原状回復を保証します。

保証期間 免 責
10年間 0円
現場の状況に応じた最適な地盤調査を行います。お気軽にご相談下さい
お問い合わせ先/株式会社グランドアーキテクト・株式会社環境研究所